手術|博多駅みなみ整形外科クリニック|博多駅南の整形外科・リウマチ

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手術|博多駅みなみ整形外科クリニック|博多駅南の整形外科・リウマチ

前方進入法による人工股関節置換術について

人工股関節置換術

2008年に出席した学会での発表に深い感銘を受け本術式の導入を開始しました。従来の人工股関節置換術では、患者様は強い痛みや動きの悪さから日常生活に大きな制限を受け、決断して手術を受けた後も、痛みの軽減と引き換えに様々な行動制限を余儀なくされていました。例えば、

  • 股関節を深く曲げてはいけない
  • 捻ってはいけない
  • 正座を避ける
  • スポーツを控える

といった制約です。
これに対し、前方進入法による人工股関節置換術は、股関節周囲の筋肉や腱を切離せず温存することが可能なため、術後の機能回復が早く、原則として特別な行動制限を設けることなく、翌日からリハビリテーションを開始できます。実際に、スポーツ復帰を果たされた患者様から多くの喜びの声をいただいております。
また、本術式は低侵襲であるため、術後早期からの歩行訓練が可能となり、入院期間の短縮にも寄与します。仰臥位(仰向け)で手術するため同日に一期的両側手術も可能です。その結果、医療に伴う身体的・経済的負担の軽減にもつながります。
痛みから解放され、生活の質(QOL)が向上することで、患者様がより充実した人生を送る一助となれば幸いです。

人工膝関節置換術および人工膝単顆置換術について

人工膝関節置換術(TKA)について

人工膝関節置換術(TKA)

膝の痛みは、年齢とともに軟骨がすり減る「変形性膝関節症」や「関節リウマチ」などが主な原因で生じます。初期の段階では、内服薬や湿布、ヒアルロン酸の関節内注射、リハビリテーションなどの保存的治療で症状をコントロールすることが可能です。しかし、症状が進行して軟骨が完全にすり減り、骨同士が直接ぶつかり合うようになると、歩行時や階段の昇降時、あるいは椅子から立ち上がる際に激しい痛みを伴い、日常生活に大きな支障をきたすようになります。「旅行に行きたいけれど膝が痛くて歩けない」「痛みのせいで外出がおっくうになり、家にこもりがちになっている」といったお悩みを抱える患者様は決して少なくありません。
このような進行した膝関節の変形と強い痛みに対して、痛みの根本的な解決を図る治療法が「人工膝関節置換術(TKA:Total Knee Arthroplasty)」です。この手術では、傷んで変形してしまった大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)の表面を薄く削り取り、金属や特殊なプラスチック(ポリエチレン)でできた人工関節に置き換えます。
患者様一人一人のデータから3Dプリンターを使用してオリジナルのガイドを作製し精密な手術を行います。

人工膝関節置換術(TKA)のメリット

劇的な痛みの改善

傷んだ軟骨や骨が人工物に置き換わるため、骨が擦れ合う痛みがなくなり、安定した歩行を取り戻すことができます。

足の変形(O脚・X脚)の矯正

日本人に多いとされる重度のO脚や、X脚といった足の変形が真っすぐに矯正されます。これにより姿勢が良くなり、負担のない自然な歩き方を取り戻すことが可能です。

活動範囲の拡大によるQOL(生活の質)の向上

痛みのために諦めていた旅行や買い物、軽いスポーツなどを再び楽しめるようになり、健康的で充実した毎日を送ることができます。

当クリニックでは、患者様の体への負担を最小限に抑えるため、筋肉を切離せず、軟部組織へのダメージを極力少なくする工夫を取り入れ、術後の痛みを抑えるための多角的鎮痛法(カクテル注射や神経ブロックなど)を積極的に併用しています。「痛みの少ない手術・リハビリ」を目指すことで、手術の翌日(早い方では当日から)車椅子への移乗や歩行訓練を開始し、早期の社会復帰・日常生活への復帰をサポートいたします。長年の膝の痛みから解放され、再びご自身の足でしっかりと歩き、趣味や旅行を心から楽しめる充実した生活を取り戻していただきたいと強く願っております。

人工膝単顆置換術(UKA)について

人工膝単顆置換術(UKA)

変形性膝関節症による軟骨のすり減りは、必ずしも膝全体に均等に起こるわけではありません。日本人の場合、特に膝の内側に体重がかかりやすいため、「内側の軟骨だけがすり減り、外側の軟骨や膝関節を安定させる靭帯(前十字靭帯など)は正常に機能している」という患者様が多くいらっしゃいます。
このように、関節の傷みが内側(または外側)のどちらか一方のみに限局している場合に行われるのが、「人工膝単顆置換術(UKA:Unicompartmental Knee Arthroplasty)」、いわゆる「部分置換術」です。傷んでいる部分だけをピンポイントで小さな人工関節に置き換え、健康な骨や軟骨、靭帯はそのままご自身のものを温存するという、非常に理にかなった手術法です。

人工膝単顆置換術(UKA)のメリット

身体への負担が少ない(低侵襲)

全置換術(TKA)と比較して手術による傷口が小さく、骨を削る量も半分以下で済みます。

術後の痛みや腫れが少ない

出血量や周辺組織へのダメージを最小限に抑えられるため、術後の痛みが少なく、入院期間の短縮や早期の職場・家事復帰が可能です。

ご自身の膝に近い「自然な感覚」が残る

膝の曲げ伸ばしや安定性に重要な役割を果たす前十字靭帯などを温存できるため、手術後も関節の自然な動きが保たれ、「人工物が入っている違和感」が極めて少なくなります。

良好な関節可動域(膝の曲がりやすさ)

全置換術に比べて膝を深く曲げやすくなる患者様が多く、正座に近い動作や、活動的なスポーツ・レジャーへの復帰も目指しやすくなります。

治療法の選択について

人工膝単顆置換術(UKA)は多くのメリットがある一方で、すべての患者様に適応となるわけではありません。膝全体の変形が進行している場合や、リウマチによる炎症がある場合、前十字靭帯が機能していない場合などは、全置換術(TKA)を選択する必要があります。
当クリニックでは、綿密な診察とレントゲンなどの画像診断に基づき、患者様お一人おひとりの膝の状態、年齢、活動性、そして「術後にどのような生活を送りたいか」というご希望をしっかりと伺った上で、TKAとUKAの最適な治療法をご提案いたします。
「もう歳だから」「手術は怖いから」と痛みを我慢し続ける必要はありません。膝の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。痛みのない生活を取り戻し、皆様が再び笑顔で歩けるようになるためのサポートを全力で行わせていただきます。

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